じわじわ人気を博している(当サイト比)スタディングの本気レビューシリーズです。
今回は簿記2級講座をチョイス。
スタディングの簿記講座は1級〜3級まで揃っています。
中でも2級は現場仕事で需要あるのでニーズが高いです。(1級は専門的過ぎ、3級は2級取得のファーストステップ)
執筆者プロフィール
簿記2級:さくらやま
2016年に次男を出産後、簿記3級の資格取得を機に簿記の楽しさを覚え、2017年に簿記2級を独学で合格。
その後、中小企業の経理を担当し、現在は、今の職場で培った経理や労務の知識を活かしながらライターとして活動中。
【さくらやまさんの運営ブログ】
スタディングの簿記2級講座を体験してみた感想
さくらやまと申します。
私が独学で簿記2級に合格したときには、テキストや問題集の冊子を購入して勉強していました。
当時は産後で仕事こそしていなかったものの、赤ちゃんの育児をしながら隙をみてはテキストを開ける毎日でした。
そんな冊子での勉強とは全く違い、スマートフォンを使って学ぶことができるスタディングを使った率直な感想をレビューしたいと思います。
スタディングの講座は時間のない人におすすめ
私自身、現在は会社員として働きながら、家事や育児に追われる毎日ですが、その中で実際にスタディングを使って勉強をしてみました。
まずスタディングは、スマートフォンさえあればいつでもどこでも勉強ができるので、朝の出発前や通勤通学途中、昼休憩の合間など、いつでもどこでも勉強できました。
仕事をしながら、もしくは育児をしながら、はたまた学校に通いながらの勉強となると、時間を有効活用する必要があります。
外出先で、テキストを開いて勉強するのは恥ずかしい…といった場合も、スタディングなら周りに気づかれにくいのでおすすめです。
学習の進め方が分かりやすい
スタディングの動画学習では、一通り講義を視聴したあと、その学習テーマについて問題を解いて解説を確認します。
そのため、より実践的な問題の解き方を、動画で効率よく勉強することができます。
またスタディングでは、学習テーマを細かく分け、学習テーマごとに講義と例題の動画学習をして、問題演習を行うという流れになっています。
情報を少しずつインプットし、すぐに問題演習でアウトプットすることで、少しずつ確実に知識を定着させることができます。
動画の聞き流しだけでは難しい
簿記2級は普段聞きなれない単語も多く出てくることもあり、図解を見ながら学習した方が圧倒的に理解しやすいです。
例えば「有価証券」の学習テーマで、有価証券利息を計算する際は、図解を見ながら解説を聞いた方が分かりやすいです。
また特定の学習テーマに限らず、簿記の複雑な仕訳は、耳で聞くよりも目で見た方が各段に分かりやすくなります。
このため、動画の聞き流し学習にはあまり向いていませんが、復習として動画や音声を聞き流しは効果はありそうです。
スマートフォンで受講して感じたこと
スマートフォンでも勉強できることが大きな魅力であるスタディングを、実際にスマートフォンで受講してみて感じたことをご紹介します。
スマートフォンの画面でも操作しやすい
スマートフォンでの勉強を想定したスタディングだからこそ、小さな画面でも操作しやすい設計となっています。
例えば問題演習の画面では、画面右上にあるボタンで、簡単に画面の拡大や縮小ができ、さらに問題と解答を上下2画面に分けて表示させることもできます。
いつでもどこでも勉強できる
スタディングの講義動画は、多くの動画が1本5分前後、長くても15分程度になっています。
1本の動画が長いと勉強をするタイミングを見計らってしまいますが、5分〜15分の動画なら空き時間にSNSをチェックする感覚で勉強ができますよね。
さらに周囲が暗くても勉強ができ、子どもの添い寝をしているときなど、横になったままでも勉強できるのがスマホ学習のメリットです。
続けられるか不安な人こそ使うべき
テキストを開いてみたけど読むのが嫌になってやめた、といった声を簿記の勉強ではちらほら聞きます。
さらに簿記2級となると、テキストを読むだけでは、なかなか理解できない箇所が増えます。
スタディングはそんな難しい学習テーマも、図解やイラストを多く使って、分かりやすく動画で解説してくれます。
さらに動画を再生してしまえば、見ているだけで講義が進んでいくので、テキストを読むのに疲れるということもありません。
ですので、独学で続けられるか不安…という方は、テキストで勉強するよりも、スタディングでの動画学習をおすすめします。
動画の内容は、全く同じ図解やイラスト入りのものを、WEBテキストでも確認できます。
気に入ったツールや要素
私がスタディングを使ってみて気に入ったツールや要素について、ぜひ紹介したい3つを解説します。
苦手問題だけを選んで出題してくれる
スタディングの問題演習(スマート問題集、セレクト過去問題集)では、同じ問題を練習モード、本番モード、復習モードの3つの解答方法から選んで解答することができます。
本番モードでは経過時間が表示され、復習モードでは自分で「要復習」にチェックをした問題や、前回間違えた問題のみを選んで出題してくれます。
市販の問題集や過去問集だけでは、問題ページから苦手問題を自分で探して解いていく、という手間が発生します。
それが省けるので、時間がない方でも効率よく苦手問題を対処できます。
解答後に他の受験者の正答率が確認できる
スタディングでは、問題演習を解き終わった後に、自分以外のスタディング受験者の正答率を確認することができます。
自分が正解した問題や間違えた問題について、他の人がどれぐらい正解しているのかを確認することで、問題の難易度を確認できます。
難易度の高い問題が解けている範囲は自分の得意分野、難易度の低い問題なのに間
違えている範囲は自分の苦手分野として、苦手分野克服にも役立ちます。
便利な電卓、マイノート、メモ機能
せっかくのスマホ学習なので、学習のすべてをこれ1つで完結できると嬉しいですよね?
そんな希望にぴったりの機能が、電卓、マイノート、メモの3つの機能です。
特に使いやすいと感じたのが電卓機能。
簿記の勉強に欠かせない電卓ですが、スタディングでは問題を解く際に、画面右上の電卓マークをタップすると画面上に電卓が現れます。
ここで優秀なのが、小さな画面に現れた電卓で問題文が見えないときには、問題文をタップすると電卓が透けて、問題文が見えるようになります。
もう一度電卓をタップすると、また電卓の操作ができるようになるので、別ウィンドウで電卓アプリを開くよりも格段に操作しやすくなっています。
またマイノートやメモ機能を使えば、スタディングの画面上で、ノートをとったりメモを書いたりできるので、スマートフォンだけで勉強を完結させることができます。
簿記2級講座の講師について
簿記2級講座は2人体制で進めています。
- 竹原眞美 講師
- 今井敏郎 講師
についてそれぞれ印象をお話します。
竹原講師について
まず竹原講師については、ゆっくりとした口調でありながら、はきはきとした喋り方なので、聞き取りやすいと感じました。
さらに、20年以上の講師歴をお持ちなので、説明や話し方もテンポが良く、安心感もありました。
ただ、簿記の学習なので当たり前なのですが、日常的に使う身近な単語での言い換えがあまりないので、少し分かりにくいと感じる方もいるかもしれません。
その時は、動画のスライドや、スライドを更に深堀りしているWEBテキストを見返して下さい。
難解な場所でも何度も眺めると自ずと理解できています。
また、人によっては話のテンポが少し遅いと感じると思います。
その場合は、動画の再生速度を上げることで解決できます。
混同しやすいワードを並べて解説してくれるなど、かゆいところに手が届く、充実した講座の内容になっています。
今井講師について
今井講師も、ゆっくりとハキハキした口調で、聞き取りやすい話し方の講師です。
親しみやすい口調で解説してくれるので、内容が頭に入ってきやすいと感じました。
また解き方だけでなく、解くときのポイントも解説してくれるので、より実践的な知識が身につきます。
さらに、各スライドには図解が多く使われているので、イメージをつかみやすく理解しやすい講座になっています。
私がスタディングを本受講するならこう使います
私がスタディングを活用して、資格取得のために勉強する場合の使い方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
まずは動画を見て学習
まずは学習フローに沿って、動画を見て簡単な問題演習(スマート問題集)を解くという流れで、一通りの学習します。
講師は2人ともゆっくりした口調ながら、聞き取りやすい話し方なので、1.25倍速~1.5倍速程度で学習時間短縮を図ります。
問題演習も、分からなければすぐに解答や解説を確認し、なるべく早くすべての学習テーマに触れるようにします。
自信をもって解答できなかった問題に「要復習」のチェックをつけておきます。
さらに問題演習をもう一度解く
一通りの学習を終えたら、最初に戻って問題演習をもう一度解いていきます。
このとき間違った問題だけに絞って解くのではなく、もう一度すべての問題を解きます。
さらに解答に自信のない問題には「要復習」のチェックをつけておきます。
記憶や理解があいまいな問題があれば、動画やテキストに戻って復習します。
2周目の問題演習を一通り終えたら、次は「要復習」や「前回間違えた問題」だけに絞って解いていきます。
その後も、間違えた問題などが解けるようになるまで、何度も繰り返し解いていきます。
解答速度の意識と苦手分野の克服
スタディングの中の問題がすべて解けるようになったら、本番モードを使って時間内に解けるように練習していきます。
また他の受験者の正答率から、自分の苦手分野を把握して、その部分の講義動画を見直すなどして苦手分野も克服します。
本試験タイプの問題集を別途で購入して解いていく
スタディングの中の問題を、すべて時間内に解けるようになったら、本試験タイプの問題集が載っている冊子を別途購入します。
私はTAC出版「スッキリシリーズ」の「過去問+予想問題集」で勉強していました。
現在は過去問の載ったものは販売されていないようです。
代わりに同シリーズでは、ネット試験にも統一試験にも対応した、本試験タイプの予想問題集が発売されています。
なるべく本試験と同じ形式で構成されている問題集を選ぶことで、より本番さながらの練習をすることができます。
載っている問題は、すべて解けるようになるまで反復練習し、最後に本番形式で時間を計りながら、時間内に解答できるよう練習します。
ここまでできれば、自信をもって試験に取り組むことができるでしょう。
レビューが参考になりましたら嬉しいです!
簿記2級のほかにも、スタディングをそれぞれ資格保有者や士業の皆さんにレビューをお願いしています。
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