
ここでは、スタディングをお得に使いこなすキーワードのひとつである、
スタディングの「更新版」について解説します。
スタディング講座の更新版をひとことで説明すると

証明終了 Q.E.D.
とはならないのでご安心を。
まぁ、なんとなく想像できるかと思いますが、「過去に受講した講座(コース)の次年度分が割安(1/3〜半額程度)で受講できる制度」といったところでしょうか。
更新版について詳しく知っておくと、お得に受講できるタイミングのヒントになりますので最後まで読んでくれると嬉しいです。
スタディングの教材は受講期限が設定されています
スタディングで提供される内容は、
原則、その年度内の試験に対応したものとなっております。
(FPや簿記など1年に複数回の試験がある資格は例外です)
ですので、受講期限というものが設定されています。
年度内の試験が終わってしばらくすると講座のアクセスも終了します。

税理士は例年8月試験。1ヶ月後の9月末が受講期限です
こちらは、最近開講された、
税理士講座(簿記論・財務諸表論コース)の詳細ページです。
こんな感じで、受講期限が設定してあります。
「税理士 簿財2科目合格コース 2022年度合格目標」の受講期限は2022年9月30日ですね。
当然ですが、その日以降は、
スタディングの受講ページにはアクセスしてもビデオやテキストは閲覧不可です。
一般的な通信タイプの講座の場合、
テキスト、CD、DVDの一式が教材会社から届いてから勉強します。
試験が終わったからといって、
届いた教材を返す必要はないので、
一度購入したら半永久に所持できます。
(法改正などでテキストの情報が古くはなりますが)
対して、スタディングはオンライン形式で学びます。
提供されるWEBテキストはこっちで印刷すればずっと所有できます。
ただし、スタディングのメインであるビデオ講義、
これはストリーミング再生のみでダウンロードする事ができません。
つまり、講座を買っても半永久に講義が手元に残りません。
一度買ったらずっと所有して当たり前、
といった価値観だとちょっと変な感じがするでしょう。
(むしろ、損したって気になるかもしれません)
ただ、仮に資格試験に合格して、
念願の資格を手にしたのなら、
その後ビデオやテキストを使う機会はないですよね。
スタディングで提供される講座は、
法改正や試験概要の変化が目まぐるしいです。
つまり、一度買ったからといって、
ずっと持っておいても教材の鮮度が著しく落ちてしまうってことですね。
使うだけ使ってお役に立てばバイバイ!
くらいの感覚でちょうど良いのかもしれませんね。
くれぐれも、年度の古い教材を知り合いに譲ったりしないで下さいね。
情報の鮮度が古いので、
逆に試験勉強に悪影響を及ぼすかもしれません。
(これは資格試験の教材全般にいえますね)
講座によって受講期限が設定
スタディングの講座はそれぞれの資格試験日から1ヶ月前後がおおむね受講期限日となっております。
ちょいと調べて表にまとめました!

の順に並んでいるにゃ!
資格名 | 例年の試験月 | スタディングの 講座利用期限 |
---|---|---|
中小企業診断士 | 1次:8月 2次(筆記):10月 2次(口述):12月 | 10月31日まで |
技術士 (二次試験) | 筆記:8月 口頭:12月 | 1月31日まで |
販売士 | 随時実施 (試験会場による) | 3月31日まで |
危険物取扱者 | 都道府県による (東京は毎月実施) | 1月31日まで |
予備試験 | 短答:5月 論文:7月 口述:10月 | 10月31日まで |
司法試験 | 短答,論文:5月 | 10月31日まで |
司法書士 | 筆記試験:7月 口述試験:10月 | 10月31日まで |
行政書士 | 11月 | 11月30日まで |
弁理士 | 短答式:5月 論文式:6~8月 口述:10月 | 11月30日まで |
ビジネス実務法務 検定試験 | 7月,12月 | 1月31日まで |
知的財産 管理技能検定 | 7月,11月,3月 (2級,3級) | 3月31日まで |
個人情報保護士 | 3月,6月,9月,12月 | 12月31日まで |
社会保険労務士 | 8月 | 9月30日まで |
税理士 | 8月 | 8月31日まで |
簿記 (日商簿記検定) | 6月,11月,2月 (2月は2級,3級のみ) | 1級:1月31日まで 2級,3級:3月31日まで |
ファイナンシャルプランナー (FP) | 5月,9月,1月 (2級,3級) | 1月31日まで |
証券外務員 | 常時受付 (要予約) | 12月31日まで |
貸金業務取扱主任者 | 11月 | 11月30日まで |
宅建士 | 10月 | 10月31日まで |
マンション管理士/ 管理業務主任者 | 11月 | 12月31日まで |
賃貸不動産経営管理士 | 11月 | 11月30日まで |
建築士 (一級建築士) | 学科:7月 設計製図:10月 | 10月31日まで |
ITパスポート | 随時実施 (試験会場による) | 1月31日まで |
基本情報技術者 | 春期(4月),秋期(10月) | 11月30日まで |
応用情報技術者 | 春期(4月),秋期(10月) | 11月30日まで |
公務員試験 (地方上級) | 各自治体による | 11月30日まで |
TOEIC®TEST | 年に10回 | 決済完了日の 7ヶ月後の月末 |
看護師国家資格 | 2月 | 3月31日まで |
登録販売者 | 各都道府県による | 1月31日まで |
例えば行政書士は例年11月に試験が実施されますが、その月の末日にスタディング行政書士講座の受講期限が設定されており12月1日になった瞬間アクセスできなくなります。
簿記やFP、ビジ法など1年に複数回の試験日がある講座は、その試験を管轄する団体が設定する年度の切り替えと合わせて、スタディングの講座の受講期限が設けらております。ほとんどが「4月〜3月」の年度区切りですね。

また、講座によって微妙な違いがあります。
スタディングの診断士講座は口述試験対策がないので、二次試験の筆記試験が講座受講期限となっています。
販売士試験は2021年度からネット試験(テストセンター)方式に大きく転換してますので、試験管轄から最新情報は随時仕入れたいところです。
試験後も勉強するケースは試験に落ちたケースが有力です。
ただ、その場合は、
次にお話する「更新版」が付いたコースを選ぶのが理想ですね。
そのほうがお金もかからないし、
タイミング良ければ無料で更新版が付く事だってあります。
2年分の講座を買えば料金は実質半額って事になりますね
更新版とは?講座を更新するメリットとは?
ここまで読んでもらうと、
スタディングで使われる「更新版」という言葉を
直感的に理解できますよね。
そう。更新版とは講座の受講年度を更新するという意味です。
これって、ただ単に講座を2年間学ぶのだと思われがちですが、
それ以上に大切な事なんです。
スタディングで扱われる様な資格試験は、
法律を始めとしたルール改正が起こります。
となると、そのルールに則った試験が作られる訳で、
必然的に講座の内容も微妙な変化があります。
資格を独学で学ぶ人は、
なるべく教材のコストを抑える傾向がありますが、
年度の古いテキストで知識を入れてしまうと、
法改正などの出来事をスルーしてしまいます。
間違った知識を仕入れてしまうわけですね。
これは合格を目指す上で想像以上に致命的です。
一度インプットした知識を再インストールするのって、
かなりエネルギーが要りますからね。
そのエネルギーと時間を浪費するくらいなら、
最初から最新年度の講座を学びの軸にすべきです。
スタディングの場合、
更新版を購入する事で常に最新の情報をインストールする環境が、
初めから揃っています。
リリーススケジュールで、
講座が細切れで提供されるのも新しい内容を講義に盛り込んでいるのでしょう。
リリーススケジュールについてはこちらで解説しています。
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スタディングのリリーススケジュールの解説
スタディングのリリーススケジュールの解説ページです。リースケ(かってに略称(*^^*))の役割と、閲覧場所(超重要、ちょっと分かりにくいので)、そしてリリーススケジュール型で講座を提供するメリット&デメリットを書いています。
続きを見る
更新版を手に入れる方法は2通りです。
- 【オススメ!】次年度更新版付きコースがリリースされたタイミングで受講する(割引キャンペーンあるかも)
- 更新版を別途購入する【過去に受講経験ある方限定!】
それぞれ商品ページを見ながらしっかり把握しましょう!
【オススメ!】次年度更新版付きコースがリリースされたタイミングで受講する(割引キャンペーンあるかも)
スタディングでは講座の年度が切り換わるちょっと前のタイミングで、次年度更新版付きのコースがリリースされます。(すべての講座が対象ではありません)


弁理士は論文筆記後の11月末で講座年度が切り換わる
こちらは、弁理士講座の総合コースの詳細ページです。
スタディングの弁理士講座は短答式筆記試験と論文式筆記試験をサポートしています。
論文式筆記試験が例年8月開催で、2ヶ月後の11月末に講座年度の切り替えがあります。
この切り替わりの1~2ヶ月前に次年度更新権付きのキャンペーンが行われる可能性が高いです。(100%ではありません)
弁理士講座の上記キャンペーンの場合ですと、2021年10月に2022年〜2023年度の更新権付きキャンペーンが開催されています。
この間本受講すると2021年10月〜2023年11月末の2年以上(約26ヶ月)の受講が可能です。
月額換算すると、68,800円 / 26ヶ月でひと月約2,600円。
弁理士はじめ中小企業診断士や司法試験、税理士といった複数年使って取得を目指すのがセオリーな高難易度資格は、次年度更新権が付いたコースにすると受講料をかなり抑えてスタートできます。
スタディングのキャンペーンは毎月1日に切り換わることが多いので、気になる講座があれば月初に一度確認すると良いですよ。

スタディングのキャンペーンは以下の記事で解説しています。
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スタディングのキャンペーンって何?キャンペーンの種類と出現タイミングを調査!
キャンペーンではスタディングの割引や、受講期限を無料で延長、といったお得な内容がたくさんあります。ここでは、どんなキャンペーンがどのように行われるか解説しています。
続きを見る
更新版を別途購入する【過去に受講経験ある方限定!】
こちらは、スタディングを受講して、
- 勉強不足など理由に受験を来年に延ばす
- 試験に落ちたけど来年も挑戦したい
方に向けた方策です。
前年度の講座を受講しているなら、従来の(1/3〜半額程度)で同じ内容の次年度講座が受講可能です。
例えば、弁理士の2021年度版を受講したけど21年度試験に落ちてしまった場合、次年度(2022年度)講座の更新版を購入できます。
また「数年前に受講してたよ!」って人も対象です。
その辺は講座(またはコース)によって対象年度がバラバラなのでそれぞれ確認しないとですね。
中小企業診断士
(コンプリートコース)

2018年受講者が4年ぶりに再トライする場合も更新版OK!
社会保険労務士
(総合コース)

コースの統廃合があった場合は読み込まニャきゃいけない
更新版は原則すべての講座で用意されています。

資格講座名 | 更新版の価格 | 定価で買うと。。 |
---|---|---|
中小企業診断士 1次2次合格コース ⇒詳細はこちら | コンプリートコース
¥25,300 ¥20,900
¥17,600
| コンプリートコース
¥69,300
¥53,900
¥48,400
|
技術士 ⇒詳細はこちら | 二次試験合格コース
¥46,200
| 二次試験合格コース
¥69,300
|
販売士 ⇒詳細はこちら | 3級・2級セットコース
¥7,678
¥6,578
| 3級・2級セットコース
¥21,780
¥19,580
|
危険物取扱者 ⇒詳細はこちら | 乙4合格コース
¥2,200
| 乙4合格コース
¥4,950
|
予備試験 ⇒詳細はこちら | 合格コース(基礎)
¥30,580
¥54,780
¥30,580
¥18,150
¥29,700
| 合格コース(基礎)
¥89,100
¥128,000
¥76,780
¥54,780
¥87,450
|
司法試験 ⇒詳細はこちら | 合格コース(総合)
¥119,900
| 合格コース(総合)
¥43,890
|
司法書士 ⇒詳細はこちら | 総合コース
¥32,890
¥28,380
| 総合コース
¥99,000
¥89,100
|
行政書士 ⇒詳細はこちら | 総合コース
¥26,180
¥17,380
| 総合コース
¥59,400
¥44,000
|
弁理士 ⇒詳細はこちら | 基礎・短答・論文 総合コース
¥27,280
¥20,680
¥9,790
| 基礎・短答・論文 総合コース
¥79,800
¥59,400
¥38,500
|
ビジネス実務法務検定 ⇒詳細はこちら | 3級・2級セットコース
¥6,578
¥5,478
| 3級・2級セットコース
¥19,800
¥18,500
|
知的財産管理技能検定 ⇒詳細はこちら | 3級・2級セットコース
¥5,478
¥4,928
| 3級・2級セットコース
¥19,800
¥18,500
|
個人情報保護士 ⇒詳細はこちら | 合格コース
¥4,378
| 合格コース
¥15,180
|
社会保険労務士 ⇒詳細はこちら | フルコース
-
¥26,000
¥22,000
| フルコース
¥74,800
¥59,800
¥46,800
|
税理士 簿財2科目 ⇒詳細はこちら | フルコース
¥35,800
¥29,800
¥23,800
| フルコース
¥89,800
¥74,800
¥59,800
|
税理士 法人税法 ⇒詳細はこちら | 総合コース
¥25,800
¥19,800
| 総合コース
¥63,800
¥49,800
|
税理士 相続税法 ⇒詳細はこちら | 総合コース
¥25,800
¥19,800
| 総合コース
¥63,800
¥49,800
|
税理士 消費税法 ⇒詳細はこちら | 総合コース
¥25,800
¥19,800
| 総合コース
¥63,800
¥49,800
|
税理士 国税徴収法 ⇒詳細はこちら | 総合コース
¥25,800
¥19,800
| 総合コース
¥63,800
¥49,800
|
簿記 ⇒詳細はこちら | 3級・2級セットコース
¥7,700
¥6,820
¥2,750
| 3級・2級セットコース
¥22,000
¥19,800
¥3,850
|
ファイナンシャルプランナー(FP) ⇒詳細はこちら | 3級・2級セットコース
¥12,210
¥10,230
¥2,990
| 3級・2級セットコース
¥31,900
¥29,700
¥4,950
|
証券外務員 ⇒詳細はこちら | 二種・一種外務員セットコース
¥5,170
¥2,860
¥3,190
| 二種・一種外務員セットコース
¥16,000
¥8,900
¥9,700
|
貸金業務取扱主任者 ⇒詳細はこちら | 合格コース
¥7,150
| 合格コース
¥18,480
|
宅建士 ⇒詳細はこちら | 合格コース
¥7,590
| 合格コース
¥19,800
|
マンション管理士/管理業務主任者 ⇒詳細はこちら | 合格コース
¥14,278
| 合格コース
¥39,600
|
賃貸不動産経営管理士 ⇒詳細はこちら | 合格コース
¥5,500
| 合格コース
¥14,960
|
建築士 ⇒詳細はこちら | 1級建築士学科・製図総合コース
¥41,800
¥25,300
| 1級建築士学科・製図総合コース
¥99,000
¥55,000
|
ITパスポート ⇒詳細はこちら | 合格コース
¥3,990
| 合格コース
¥7,920
|
基本情報技術者 ⇒詳細はこちら | 合格コース
¥13,970
¥15,290
| 合格コース
¥36,800
¥43,800
|
応用情報技術者 ⇒詳細はこちら | 合格コース
¥15,400
¥17,600
| 合格コース
¥43,800
¥49,500
|
公務員講座 ⇒詳細はこちら | 地方上級・市役所 教養合格コース
-
-
-
| 地方上級・市役所 教養合格コース
¥66,000
¥66,000
¥55,000
|
TOEIC®TEST ⇒詳細はこちら | 完全攻略800点コース
-
¥13,200
| 完全攻略800点コース
¥49,500
¥42,900
|
看護師国家試験 ⇒詳細はこちら | 短期集中コース
-
| 短期集中コース
¥39,600
|
登録販売者 ⇒詳細はこちら | 合格コース
¥8,600
| 合格コース
¥24,800
|
※2020年6月現在のまとめです
情報は逐次変化します。最新の情報はスタディング公式サイトで確認下さい
本来の講座価格と比べると、
更新版の価格はだいたい2〜3割といったところでしょうか。
プチシュミレーションします。
2022年度の「司法書士 総合コース」を受講したと仮定します。
司法書士総合コースの受講価格は、
です。
1年間みっちり勉強しますが司法書士は難関です。
残念ですが2022年の司法書士試験に落ちてしまいました。
あなたは落ちた悔しさをバネにもう1年頑張る決心し、「司法書士 総合コース(更新版)」を受講。
2023年度の司法書士総合コースの更新版価格は、
ですね。
(※受講価格は随時変更の可能性があります)
もう一年頑張って継続して2023年度司法書士に受かりました!
この時の受講価格は税込み約13.2万円。
年平均、約6.6万円、ひと月に換算すると約5,500円。1日換算で180円です。
司法書士を2年掛けて学ぶケースはザラにありますし、なんなら3年以上時間をかけて手にする人が多数です。
前のパラグラフで話した、次年度更新版付きの講座がリリースされた段階で受講すると講座3年分の学習コストがなんと約13.2万円です。

2021年10月に約10万円、2022年10月に3.2万円で2023年10月までガッツリ学べるよ
まとめ。難易度高い資格になるほど更新版はありがたい存在に!

スタディング更新版のまとめ
- スタディングの講座は受講期限が決まっている。更新版は次年度の受講権利を得るもの
- 更新版の受講料は従来の講座の半額〜三分の一ほど
- 複数年かけて合格を目指す難易度高い資格は更新版を念頭に受講計画を立てると良い
- 次年度更新版付きで受講して翌年の更新版を使うとかなり割安で3年分の講座が受講できる
+合格お祝い金もあるので、総合すると1日の受講料が缶コーヒー1つで済む人もいるんじゃないでしょうか。
更新版が主語になっては本末転倒ですが、どっちにせよ資格取得までのロードマップを早めに計画して学習をスタートさせるのは得しかありませんね。
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