
ここでは、スタディングをお得に使いこなすキーワードのひとつである、
「更新版」について解説します。
スタディングの教材は受講期限が設定されています
スタディングで提供される内容は、
原則、その年度内の試験に対応したものとなっております。
(FPや簿記など1年に複数回の試験がある資格は例外です)
ですので、受講期限というものが設定されており、
年度内の試験が終わってしばらくすると、
講座の受講も終了します。
こちらは、最近開講された、
販売士3級のコース詳細ページです。
こんな感じで、受講期限があります。
「販売士3級合格コース 2018年度試験目標」では、
2018年5月31日まで受講できるということですね。
当然ですが、その日以降は、
スタディングの受講ページにはアクセスしてもビデオやテキストは閲覧不可です。
一般的な通信タイプの講座の場合、
テキスト、CD、DVDの一式が教材会社から届いてから勉強します。
試験が終わったからといって、
届いた教材を返す必要はないので、
一度購入したら半永久に所持できます。
(それがずっと使えるかどうかは置いといて)
対して、スタディングはオンライン形式で学びます。
提供されるWEBテキストはこっちで印刷すればずっと所有できます。
ただし、スタディングのメインであるビデオ講義、
これはストリーミング再生のみでダウンロードする事ができません。
つまり、講座を買っても半永久に講義が手元に残りません。
一度買ったらずっと所有して当たり前、
といった価値観だとちょっと変な感じがするでしょう。
(むしろ、損したって気になるかもしれません)
ただ、仮に資格試験に合格して、
念願の資格を手にしたのなら、
その後ビデオやテキストを使う機会はないですよね。
スタディングで提供される講座は、
法改正や試験概要の変化が目まぐるしいです。
つまり、一度買ったからといって、
ずっと持っておいても教材の鮮度が著しく落ちてしまうってことですね。
使うだけ使ってお役に立てばバイバイ!
くらいの価値観がちょうど良いのかもしれませんね。
くれぐれも、年度の古い教材を知り合いに譲ったりしないで下さいね。
情報の鮮度が古いので、
逆に試験勉強に悪影響を及ぼすかもしれません。
(これは資格試験の教材全般にいえますね)
試験後の受講期限は講座によってさまざま
受講期限があるといっても期間はどのくらいでしょうか?
ちょいと調べて表にまとめました!
資格名 | 例年の試験月 | 受講期限 |
---|---|---|
中小企業診断士 | 1次:8月 2次(筆記):10月 2次(口述):12月 | 10月31日 |
技術士 (二次試験) | 筆記:8月 口頭:12月 | 1月31日 |
販売士 | 2月,7月 (2級,3級) | 3月31日 |
危険物取扱者 | 都道府県による (東京は毎月実施) | 1月31日 |
予備試験 | 短答:5月 論文:7月 口述:10月 | 10月31日 |
司法試験 | 短答,論文:5月 | 10月31日 |
司法書士 | 筆記試験:7月 口述試験:10月 | 10月31日 |
行政書士 | 11月 | 11月30日 |
弁理士 | 短答式:5月 論文式:6~8月 口述:10月 | 11月30日 |
ビジネス実務法務 検定試験 | 7月,12月 | 1月31日 |
知的財産 管理技能検定 | 3月,7月,11月 (2級,3級) | 3月31日 |
個人情報保護士 | 3月,6月,9月,12月 | 12月31日 |
社会保険労務士 | 8月 | 9月30日 |
税理士 | 8月 | 8月31日 |
簿記 (日商簿記検定) | 6月,11月,2月 (2月は1級,2級のみ) | 3月31日 |
ファイナンシャルプランナー (FP) | 3級,2級 :5月,9月,1月 | 1月31日 |
証券外務員 | 常時受付 (要予約) | 12月31日 |
宅建士 | 10月 | 10月31日 |
マンション管理士/ 管理業務主任者 | 11月 | 12月31日 |
賃貸不動産経営管理士 | 11月 | 11月30日 |
建築士 (一級建築士) | 学科:7月 設計製図:10月 | 10月31日 |
ITパスポート | 随時実施 (試験会場による) | 1月31日 |
基本情報技術者 | 4月,10月 | 11月30日 |
公務員試験 (地方上級) | 各自治体による | 11月30日 |
TOEIC TEST | 年に10回 | 決済完了日の 7ヶ月後の月末 |
資格名のとなりは僕が調べた当時の、
講座の年度(例えば宅建士なら2017年度版が提供)を記載しています。
ちょうど真ん中は例年の試験月で、
右から2番めがその年度の講座の受講期限ですね。
一番右は、
試験終了後から受講期限までの学習期間を、
ざっくりとした範囲(月単位)でまとめました。
例えば、税理士講座のケースでは、
- 現在提供されている講座は2018年度版
- 税理士は例年8月に試験がある
- 2018年度の税理士スタディングは2018年12月31日まで受講可能
- 8月の試験後も約4ヶ月はスタディングで学べる
といった内容が、
表の左から読むと理解できます。
中には、猶予が1ヶ月しかない講座もありますが、
ざっと見て平均2ヶ月間は試験後も学べる仕様となってますね。
まぁ、先ほども言いましたが、
仮に試験に受かったらぶっちゃけ勉強する必要ないですよね^^;
どんなにガリ勉くんでも、
試験勉強から開放されて遊ぶでしょう。
試験後も勉強するケースは試験に落ちてしまったケースが有力です。
ただ、その場合は、
次にお話する「更新版」が付いたコースを選ぶのが理想ですね。
そのほうがお金もかからないし、
タイミング良ければ無料で更新版が付く事だってあります。
2年分の講座を買えば料金は実質半額って事になりますね
更新版とは?講座を更新するメリットとは?
ここまで読んでもらうと、
スタディングで使われる「更新版」という言葉を
直感的に理解できますよね。
そう、更新版とは、
講座の受講年度を更新するという意味です。
これって、ただ単に講座を2年間学ぶのだと思われがちですが、
それ以上に大切な事なんです。
スタディングで扱われる様な資格試験は、
法律を始めとしたルール改正が起こります。
となると、そのルールに則った試験が作られる訳で、
必然的に講座の内容も微妙な変化があります。
資格を独学で学ぶ人は、
なるべく教材のコストを抑える傾向がありますが、
年度の古いテキストで知識を入れてしまうと、
法改正などの出来事をスルーしてしまいます。
間違った知識を仕入れてしまうわけですね。
これは合格を目指す上で想像以上に致命的です。
一度インプットした知識を再インストールするのって、
かなりエネルギーが要りますからね。
そのエネルギーと時間を浪費するくらいなら、
最初から最新年度の講座を学びの軸にすべきですね。
スタディングの場合、
更新版を購入する事で常に最新の情報をインストールする環境が、
初めから揃っています。
リリーススケジュールで、
講座が細切れで提供されるのも新しい内容を講義に盛り込んでいるのでしょう。
リリーススケジュールについてはこちらで解説しています。
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スタディングのリリーススケジュールの解説
スタディングのリリーススケジュールの解説ページです。リースケ(かってに略称(*^^*))の役割と、閲覧場所(超重要、ちょっと分かりにくいので)、そしてリリーススケジュール型で講座を提供するメリット&デメリットを書いています。
続きを見る
更新版を手に入れる方法は2通りです。
- 【オススメ!】キャンペーンを使って最初から更新版付きコースを選ぶ
- 更新版を別途購入する【前年度の受講生限定!】
それぞれ商品ページを見ながらしっかり把握しましょう!
【オススメ!】キャンペーンを使って更新版付きコースを選ぶ
スタディングでは頻繁にキャンペーンをしています。
キャンペーン内容は、合格祝い金や、
複数受講生の優待がありますが、
更新版を無料で付けるキャンペーンもあります。
こちらは、中小企業診断士の受講コース一覧ですが、
一番左はキャンペーンが適用されていて、
2018年度の更新版が無料で付いています。
中小企業診断士は次年度の更新版を安く買うことができますが、
それでも16,800円します。(他社と比べてめちゃくちゃリーズナブルです^^;)
更新版の単品購入は毎年必ずあるか分かりません。
ここは、次年度の講座を無料でキープ出来るキャンペーンを活用すべきでしょう。
中小企業診断士や司法試験、司法書士といった
難関資格ほど2年がかりで攻略するというある種の保険を掛けておいた方がいいですね。
次に話す、更新版の別途購入は、
他社と比較すると非常に安いのでそれはそれでアリですが、
無料で付いてくるプランの受講がベストです。
更新権の他、合格お祝い金などスタディングでは様々なキャンペーンが用意されています!
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スタディングのキャンペーンって何?キャンペーンの種類と出現タイミングを調査!
キャンペーンではスタディングの割引や、受講期限を無料で延長、といったお得な内容がたくさんあります。ここでは、どんなキャンペーンがどのように行われるか解説しています。
続きを見る
更新版を別途購入する【前年度の受講生限定!】
もし、キャンペーンで更新版がつかない講座があったり、
そもそもキャンペーンやってない時期であれば、
更新版を別途購入する方向で検討しましょう!
ただし、この場合は、
前年度の講座を受講している事が条件となります。
例えば、中小企業診断士の2017年度対応の更新版が欲しい場合、
前年度(2016年度)の受講をしている人じゃないと買えないって仕様ですね。
文字通り「更新版」なのでね(T_T)
更新版を単品購入できる講座をまとめました。
資格講座名 | 更新版の価格 (税抜) | 定価で買うと。。 (税抜) |
---|---|---|
中小企業診断士 1次2次合格コース | コンプリートコース ¥24,980 スタンダードコース ¥19,980 ミニマムコース ¥16,980 | コンプリートコース ¥72,900 スタンダードコース ¥57,900 ミニマムコース ¥48,900 |
技術士 二次試験合格コース | ¥29,800 | ¥89,900 |
販売士 合格コース | 3級・2級セットコース ¥6,980 2級合格コース ¥5,980 | 3級・2級セットコース ¥19,800 2級合格コース ¥17,800 |
危険物取扱者 乙4合格コース | ¥2,000 | ¥4,500 |
予備試験 | 合格コース(基礎) ¥27,800 合格コース(総合) ¥49,800 論文対策コース ¥27,800 | 合格コース(基礎) ¥82,500 合格コース(総合) ¥129,800 論文対策コース ¥69,800 |
司法試験 | 合格コース(総合) ¥39,900 | 合格コース(総合) ¥109,800 |
司法書士 | 総合コース ¥29,900 合格コース ¥25,800 | 総合コース ¥92,000 合格コース ¥74,000 |
行政書士合格コース | ¥15,800 | ¥59,800 |
弁理士 | 短答・論文総合コース ¥24,800 短答合格コース ¥18,800 論文対策コース ¥8,900 | 短答・論文総合コース ¥74,000 短答合格コース ¥55,500 論文対策コース ¥27,700 |
ビジネス実務法務検定 | 3級・2級セットコース ¥5,980 2級合格コース ¥4,980 | 3級・2級セットコース ¥18,500 2級合格コース ¥16,600 |
知的財産管理技能検定 | 3級・2級セットコース ¥4,980 2級合格コース ¥4,480 | 3級・2級セットコース ¥18,500 2級合格コース ¥16,600 |
個人情報保護士 合格コース | ¥3,980 | ¥13,800 |
税理士 簿財2科目 | フルコース ¥25,980 総合コース ¥22,980 合格コース ¥18,980 | フルコース ¥74,980 総合コース ¥64,980 合格コース ¥54,980 |
税理士 法人税法 総合コース | ¥16,800 | ¥49,800 |
税理士 相続税法 総合コース | ¥16,800 | ¥49,800 |
税理士 消費税法 総合コース | - | ¥55,980 |
税理士 国税徴収法 総合コース | - | ¥55,980 |
簿記 | 3級・2級セットコース ¥5,980 2級合格コース ¥5,380 3級合格コース ¥2,480 | 3級・2級セットコース ¥19,980 2級合格コース ¥17,980 3級合格コース ¥3,480 |
ファイナンシャルプランナー(FP) | 3級・2級セットコース ¥11,100 2級合格コース ¥9,300 3級合格コース ¥2,760 | 3級・2級セットコース ¥29,980 2級合格コース ¥27,980 3級合格コース ¥3,680 |
証券外務員 | 二種・一種外務員セットコース ¥4,700 一種外務員合格コース ¥2,600 二種外務員合格コース ¥2,900 | 二種・一種外務員セットコース ¥14,780 一種外務員合格コース ¥8,280 二種外務員合格コース ¥9,280 |
宅建士 合格コース | ¥5,980 | ¥18,500 |
マンション管理士/管理業務主任者 合格コース | ¥12,980 | ¥36,800 |
賃貸不動産経営管理士 合格コース | 実践力アップ演習講座付きセット ¥4,980 スタンダードセット ¥3,980 | 実践力アップ演習講座付きセット ¥13,800 スタンダードセット ¥11,800 |
ITパスポート 合格コース | ¥3,680 | ¥7,980 |
基本情報技術者 | 合格コース ¥12,800 初学者コース ¥13,900 | 合格コース ¥33,500 初学者コース ¥39,800 |
※2020年6月現在のまとめです
情報は逐次変化します。最新の情報はスタディング公式サイトで確認下さい
本来の講座価格と比べると、
更新版の価格はだいたい2〜3割といったところでしょうか。
プチシュミレーションします。
2019年度の「司法書士 合格コース」を受講して、
仮に落ちたとします。
2020年度の更新版を購入すれば、
74,000円(2019年度)+25,800円(2020年度)=100,700円
となりますね。
年平均、約5万円、
ひと月に換算すると約4,100円です。
司法書士を2年掛けて学ぶケースはザラにあります。
それで、月4,000円なら非常に良コスパでしょう。
※税抜価格で計算しています